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電子書籍に向いている本と向いていない本

電子書籍に向いている本と向いていない本とは? 電子書籍について

2017年のある調査によると紙の書籍や雑誌の推定販売金額は13年連続のマイナスとなっているのに対して、電子コミックや電子雑誌などの電子出版市場は前年比16.0%増と電子書籍を利用する人や本格的に電子版へ移行する人が増えていると考えられます。

ただし筆者の経験上、全ての書籍を電子版に移行すれば良いとは限らない場合があります。

管理人も今では電子書籍をメインで利用していますが、書籍・作品によっては電子版よりも紙の書籍のほうが読みやすいものがあると感じているためです。

そこで今回は電子書籍に向いている本と、向いていない本についてご紹介していきたいと思います。
あくまでも管理人の個人的な感想も含まれているので、参考程度にご覧ください。

電子書籍に向いている本

電子書籍や電子コミック、電子雑誌の魅力は何と言っても優れた利便性です。

本を持ち歩く必要がなく、スマートフォンやタブレット、PCからいつでもどこでも読むことができるのが電子書籍の良いところです。
また、本置いておくスペースが必要な本もまた電子版のほうがメリットが大きくなります。

特に重くて持ち歩きにくい本や続編が多い単行本、定期購読している雑誌、旅行ガイドブック、料理レシピ本などは電子向きです。
そのほか、本を購入したり置いておくのに抵抗があるオトナ向けコミックや雑誌も電子版のほうが安心。

漫画(コミック)

シリーズや続編が多い漫画は電子版がおすすめ。

紙の単行本だと本を置いておくスペースが必要となり、引っ越しの際はかなり大変になりますが、電子コミックならスマートフォン一つでいつでも読むことができます。

スマートフォンから各電子書籍サイトの「本棚」にアクセスすれば、膨大な量のコミックから読みたい作品を選択して読むだけと気軽に楽しむことができます。

まんが王国の縦読み切り替え方法

最近では縦読みに対応している電子書籍ストアも増えているので、スマートフォンでもサクサク読むことができます。

スマートフォンの画面が小さくて読みにくい場合はタブレット端末がおすすめ。

端末にダウンロードできる電子書籍ストア(アプリ)であればインターネットが利用できない場所でもサクサク読めますよ。

また、コミックの場合はカラー版コミックが手軽に読めたり、価格も比較的安い傾向になるなどメリットが多いのも特徴です。

関連情報:電子書籍・コミックが格安で買えるオススメのストア

雑誌

ファッション雑誌、漫画雑誌、エンタメ系雑誌、趣味系雑誌など様々な雑誌が販売されていますが、定期的に読む雑誌ほど電子版がおすすめ。

雑誌も部屋に置いておくスペースが必要だったり、買いに行く手間や捨てるのも大変ですよね。
溜め込んでしまうと部屋が散らかる原因になることもあります。

電子雑誌ならスマートフォンですぐ購入することができ、購入後はそのまま読むことができます。
大きな雑誌を持ち歩く必要もありませんし、スマートフォンやタブレットでサクッと読めるのも電子雑誌の魅力です。

dマガジン

最近ではdマガジン楽天マガジンのような定額制の雑誌読み放題サービスが増えているので、複数の雑誌を定期的に読んでいる方であれば定額制のほうがお得に読めることも多いですよ。

例えばdマガジンであれば、電子雑誌500誌以上が月額440円という安さで読み放題できるので、少しでも安く読みたい方には良いでしょう。

また、U-NEXTフジテレビオンデマンドのような動画配信サービスでも、動画だけでなく雑誌も読み放題できるサービスもあるので映画やドラマ、アニメなどの動画と雑誌を楽しみたい方にはおすすめ。

関連情報:電子雑誌読み放題サービスの配信数や料金、サービス内容を徹底比較

旅行ガイドブック

るるぶ

旅行中は何かと荷物が多く、両手で雑誌を読むのが難しい場合でも電子版ならスマートフォンで簡単に閲覧できるので、いつでも旅行ガイドブックを読むことができます。

雑誌のほうが読みやすいですが、利便性を考えるなら電子版の旅行・観光ガイドブックがおすすめ。
購入した本を事前にダウンロードしておけば、インターネットが使えない飛行機内でもオフラインで読むことも可能。

「るるぶ」「まっぷる」などの旅行雑誌も電子雑誌として販売されていますよ。

行きたい観光地やお店が見つかったら、そのままスマートフォンで検索して行くことができるので便利です。

料理レシピ本

料理のレシピをインターネットを使って調べている方も多いと思いますが、同じ感覚で料理のレシピ本も閲覧することができるのでおすすめ。

タブレットやスマートフォンであればキッチンに置きながらレシピを確認することができるので、本や雑誌よりも料理しやすいと思います。

また、電子版ならいつでもスマートフォンで閲覧できるので、買い出し時にも必要な調味料や食材の確認をすることができるのもメリット。

関連情報:レシピ本も読めるオススメの電子書籍ストアを比較

雑誌読み放題サービスのdマガジンでも「NHK きょうの料理」「オレンジページ」「レタスクラブ」「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」「3分クッキング」などの雑誌も読み放題できるので、他にも読みたい雑誌があればかなりおすすめ。

大人向けコミック・雑誌

大人向けコミック・雑誌

アダルト雑誌やアダルトコミック、TL、BL、アダルト写真集など購入したり大っぴらに読みにくいオトナ向けコミックや雑誌は圧倒的に電子版がおすすめ。

本を部屋に置いておく必要がないので誰かに見れる心配もありませんし、処分にも困りません。

電子書籍ストアの中には本棚に鍵をかけられるアプリを提供している場合もありますので、より安心して読むことができます。

アダルト系の電子書籍に強いDMM電子書籍では、アダルト漫画やアダルト雑誌、アダルト写真集、官能小説など大人向け作品が充実しているのでおすすめ。

その他、様々な電子書籍ストアでオトナ向けの電子書籍を取り扱っています。

関連情報:成人男性(アダルト)コミックが読めるオススメの電子書籍ストア

電子書籍にあまり向いていない本

逆に電子版よりも紙のほうが向いていると感じる本をご紹介したいと思います。

電子書籍はメリットだけでなく、電子版ならではのデメリットとなる部分もあることを認識しておくことが大切です。

個人的に電子書籍にあまり向かないと感じる本は小説・文芸、IT・コンピュータなど。
また、大好きな作品でコレクションしたい本や、読んだ後に売却または誰かにシェアしたい場合には電子書籍はおすすめできません。

小説・文芸

じっくり集中して読むことが多い小説・文芸作品は読むデバイスや利用シーンによっては紙版のほうがじっくり読めると思います。

特に画面の小さいスマートフォンで読むと目が疲れてしまうことも多いです。

軽くて持ちやすく、紙のように読みやすい「Kindle Paperwhite」など電子書籍専用のリーダー端末を使えば、電子版でもより快適に読めるかもしれません。

関連情報:電子書籍版の小説を購入するのにもオススメの電子書籍ストアまとめ

IT・コンピュータなど

IT・コンピュータに限らず、学術・語学、ビジネス書など何かを学ぶために読む本は電子版よりも紙版のほうが頭に入りやすかったです。

漫画の単行本のようにサクッと読むものではなく、集中して長時間読む本なので電子版だと目が疲れてしまいます。
また、紙のほうが読み返したいページにも直感的に移動しやすいので、これらのジャンルの本は紙書籍のほうが向いていると思います。

何かメモを残すことが多い場合も直感的にすぐ書くことができるのも紙書籍の魅力です。

読み終わったら売りたい本、または貸したい本

電子書籍の特性上、購入した本は売ることができません。

また、読んで良かった作品も紙の本のように気軽に貸すことは難しいので、読んだ後に売りたい作品は紙版を購入するようにしましょう。

コレクションしたい本

好きな作品をコレクションしたい場合は電子書籍はあまり向かないと感じます。

電子書籍・電子コミックは劣化しないというメリットはありますが、コレクションしているという感覚は薄いので、すごく好きな作品は紙書籍のほうが向いています。

電子書籍の場合、購入した本はクラウド上に保管されてデータとして本棚に並びますが、持っているという充実感はあまり感じません。

電子書籍ストアの中では「eBookJapan」が背表紙で表示することができるので、電子版でもより紙版に近い形で保管したい方はeBookJapanがおすすめ。

まとめ

電子書籍には電子書籍の良いところがありますが、紙も同じように紙の書籍にしかない良い部分があるのも事実です。

アメリカでは「デジタル疲れ」により紙書籍の売上が伸びたというニュースもあるほどで、やはり人によって今後も好みが分かれるかもしれませんね。

管理人としておすすめなのが、読む作品や本のジャンルで電子と紙を使い分ける方法です。

今回ご紹介した漫画(コミック)、雑誌、旅行ガイドブック、料理レシピ本、大人向けコミック・雑誌などは電子版がおすすめ。
これらの本は電子書籍のメリットの一つでもある「利便性」を最大限に活かすことができるはずですよ。

人によって良し悪しが分かれるはずなので、まだ電子書籍を利用したことがない方は会員登録が無料で購入した分だけ料金を支払う個別課金型の電子書籍ストアを利用してみると良いでしょう。

無料で配信している作品も多いので、タダで試すことができますよ。

関連情報:タダ読みOK!無料の電子書籍が充実している電子書籍販売サイトの比較まとめ

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