電子書籍を購入する上で悩ましいのが「どこの電子書籍ストアで購入するか」です。
管理人は複数の電子書籍ストアを利用している中で「eBookJapan」というサービスをメインで利用していますが、MMD研究所が実施した「2016年電子書籍に関する利用実態調査」において、利用している電子書籍ストア、アプリで最も多かったのがAmazonの「Kindle」という調査結果が出ており、人気が高いことがわかります。
参考:2016年電子書籍に関する利用実態調査(MMD研究所)
そこで今回は電子書籍ストア「eBookJapan」と「Kindleストア」の読める電子書籍の配信数やラインナップ、リーダーアプリ、価格、セール・キャンペーン内容、対応デバイス、支払い方法など様々な角度から2つの電子書籍サイトを徹底比較したいと思います。
eBookJapanとKindleについて
電子書籍ストアによって電子書籍の取扱数や対応デバイス、支払い方法など細かい部分でサービス内容が異なることがあります。
そこでまずは比較する前に、eBookJapanとKindleの特徴やサービス内容について簡単にまとめています。
eBookJapanの特徴
当サイトの管理人もメインで利用しているのがこの「eBookJapan(イーブックジャパン)」です。
取り扱う電子書籍の数は544,895冊(2017年7月時点)と他の電子書籍サイトと比較してもラインナップが豊富なストアです。
この電子書籍サイトの魅力はラインナップが豊富な他に「使いやすさ」と「お得」なところが挙げられます。
リーダーアプリはパソコン(Windows/Mac)、iOSとAndroid搭載のスマートフォンやタブレット向けに提供されているので、ほぼ全ての端末で読むことができます。
また、決済方法の種類もトップクラスなので、とても利用しやすい電子書籍ストアです。
キャンペーンやセールも毎週のように多数実施しているので、紙の書籍よりも安めの電子書籍がさらに安く購入しやすいのも魅力です。
電子書籍を購入するとポイントも付与されるので、ポイントを使用して通常よりもお得に電子書籍を購入することができるなど、管理人としてはeBookJapanは非常におすすめの電子書籍サイトとなります。
関連情報:電子書籍を「eBookJapan(イーブックジャパン)」で利用した感想と評判
Kindleストアの特徴
電子書籍=Kindleという方も多いのではないでしょうか?
知名度も抜群の電子書籍ストアなので安心感もありますよね。
電子書籍の読み放題サービス「Kindle Unlimited」の提供も開始するなど、ラインナップだけでなくサービスも充実しています。
セール・キャンペーンや日替わりセール、 月替わりセールも実施しているので安く電子書籍を買いやすいストアです。
Fireタブレットや電子書籍リーダー「Kindle」など対応端末も豊富なので、利用シーンに合わせて最適なデバイスで読書ができるのも魅力です。
eBookJapanとKindleを徹底比較
eBookJapanとKindleの電子書籍の配信数や価格、画質の違い、専用アプリの機能、決済方法や対応デバイスなど様々な観点から徹底比較してご紹介いたします。
なお、このページの情報は当サイトが2017年7月に独自調査した結果となりますので、参考程度にご覧いただければ幸いです。
最新の配信状況はお手数ですが、各電子書籍サイトにてご確認お願いいたします。
取り扱う電子書籍の数を比較
一つの電子書籍ストアで利用する場合は取り扱う電子書籍の数がとても大切です。
全ての書籍が電子化されているわけではないので、読みたいのに購入できなければ話になりませんからね。
そこでeBookJapanとKindleで販売されている電子書籍の数を比較してみたいと思います。
まずは各電子書籍サイトごとの主要なジャンルの電子書籍取り扱い数をまとめてみたいと思います。
eBookJapanのジャンル別冊数
- 少年・青年コミック:91617
- 少女・女性コミック:113254
- マンガ雑誌:2639
- ライトノベル:19653
- 小説・文芸:66498
- 絵本・イラスト:1260
- 趣味・実用・ビジネス:13999
- 写真集:9619
※ジャンルによっては重複している作品があります。
eBookJapanはアダルトジャンルの電子コミック・雑誌も販売していますが、トータルの取扱数が不明だったので省かせていただきました。
巻数(冊数)が多いコミックの取扱数が多くなるのは当然ですが、eBookJapanは他の電子書籍ストアと比較してもコミックの取扱数はかなり多いほうです。
またコミックだけでなく、小説やビジネス書の電子書籍も多く取り扱っています。
全体的にラインナップは豊富なので欲しい作品を見つけやすいストアだと思います。
また、電子書籍化リクエストもできるので、欲しい書籍が電子化されていない場合はリクエストしてみると良いでしょう。
Kindleのジャンル別冊数
- 少年・青年コミック:58369
- 少女・女性コミック:38156
- マンガ雑誌:3508
- ライトノベル:26548
- 小説・文芸:69353
- 絵本:1156
- 実用・ホビー:23021
- ビジネス・経済:26100
- 写真集:11722
Kindleは細かくジャンルが分けられているので一部のジャンルのみピックアップしてご紹介いたしました。
利用者が多い電子書籍サイトだけあってラインナップも豊富で充実の内容となっています。
ジャンル別冊数の比較
コミックなどeBookJapanが圧倒的に多いですが、これはジャンルによって作品が重複しているためと考えられます。
各ジャンルで絞り込んで表示される作品の巻数で調査していますが、eBookJapanは別ジャンルでも同じ作品が表示されることがありましたので、大きく数字が異なるのはそういった原因もあると思います。
ただ、どちらの電子書籍ストアも取扱数は非常に豊富なことは間違いありませんので、欲しい作品がセールやキャンペーンで安くなっているストアで購入するなど、両方利用する使い方もオススメですよ。
電子書籍の販売冊数の比較
2017年7月時点のeBookJapanとKindleで取り扱う全ての電子書籍を比較すると、eBookJapanが545829冊、Kindleが571346冊という結果に。
Kindleのほうが取り扱う電子書籍の数が多いですが、先程も言った通りほとんど差はありません。
公式サイト:ebookjapan
公式サイト:Amazon Kindleストア
電子書籍の価格を比較
eBookJapanとKindleで販売されている同じ電子書籍をいくつかピックアップして、販売価格を比較してみたいと思います。
タイトル | eBookJapan の販売価格 |
Kindle の販売価格 |
---|---|---|
ONE PIECE モノクロ版 (コミック) |
400円 | 400円 |
名探偵コナン(1) (コミック) |
432円 | 432円 |
あなたのことはそれほど (コミック) |
864円 | 864円 |
L・DK(23) (コミック) |
432円 | 432円 |
週刊少年マガジン 2017年31号 (雑誌) |
270円 | 270円 |
※表示価格は全て税込。
価格は変わらないがまとめ買いはeBookJapanがお得!
電子書籍の販売価格を比較してみましたが、価格は変わらないという結果になりました。
基本的にはどちらで購入しても価格は変わりません。
ただ、電子書籍のまとめ買いはeBookJapanのほうがお得です。
一冊づつでの購入はどちらも1%分のポイントが付与されますが、eBookJapanはまとめ買いの場合はポイントが5%分付与されるため、まとめ買いする場合はeBookJapanがおすすめ。
例えば進撃の巨人を1~22巻まとめ買いする場合、価格は9,504円(税込)と変わりませんが、貰えるポイントはeBookJapanが440ポイント、Kindleは88ポイントとなっています。
貯まったポイントは電子書籍購入時に使用できるので、通常よりも安く購入することができます。
貯まったポイント数によっては全額ポイントで購入することもできますよ。
対応デバイスの比較
eBookJapanとKindleの対応デバイスを比較してみたいと思います。
ストア | スマホ (iOS/Android) |
タブレット (iOS/Android) |
パソコン (Win/Mac) |
Fireタブレット | Kindle Paperwhite |
---|---|---|---|---|---|
eBookJapan | ○ | ○ | ○ | △ | × |
Kindle | ○ | ○ | ○ | ○ | ○ |
どちらもマルチデバイス対応!
どちらのサービスでもパソコン、スマートフォン、タブレット端末で利用することができます。
パソコン版はアプリとブラウザの両方から利用できるなど充実しています。
Kindleは、Kindle PaperwhiteやKindle Voyageなどの端末からも利用することができるので、読む書籍によって最適なデバイスで読書が楽しめるのが魅力となります。
リーダーアプリの比較
電子書籍を読むために必要なリーダーアプリを比較紹介いたします。
使いやすさなどは人によって良し悪しが異なると思いますので、便利な機能やビューワーの使い方についてまとめたいと思います。
なお、表示されている画像はiOS(iPhone SE)の画面となります。
eBookJapanの電子書籍リーダーアプリ
上記の画像がeBookJapanの電子書籍リーダーアプリ(iOS版)の本棚画面です。
ストアで購入した電子書籍は本棚に格納され、各作品をタップするとダウンロードすることができます。
電子書籍を読みながら端末にダウンロードもできるようになっているので、購入後すぐ電子書籍を読むこともできます。
本棚にある電子書籍の表示モードも「表紙表示」「リスト表示」「背表紙表示」から切り替え可能で、「書籍名」「著者名」「購入日」で並べ替え可能です。
本棚の右上部のメニューアイコンをタップすると、フィルタやフォルダごとの作品を選べるようになっています。
フォルダは任意の名前で追加することができるので、管理しやすいように分けることができます。
画面下部にある設定アイコンをタップすると本棚や読書に関する設定のほか、ログイン情報や同期、本棚のインターフェースの変更、スリープのON/OFF、回転防止ロックなどの設定ができます。
「読書に関する設定」では以下のような設定ができます。
- 無操作時のメニュー画面非表示の時間設定
- 自動ページめくりの速度
- しおりのデザイン
- ページめくりのアニメーション
- ページめくり方法の設定
- モード切り替えのON/OFF
- ページスライダー操作時の画像サムネイル表示のON/OFF
- 読書情報の同期ON/OFF
- 読書情報のダイアログ表示ON/OFF
- 自動で書籍を開くことができる機能のON/OFF
- 画像拡大表示のON/OFF
- 拡大鏡表示のON/OFF
ビューアは細かい設定ができるようになっているので、自分好みにカスタマイズすることができます。
読書画面(ビューア)
読書画面(ビューア)では、画面中央部分(ページ送り部分以外)をタップすると「ページ移動」や表示モードの切り替え、付箋のほか、読書設定も行えます。
あとはスワイプ、もしくは画面左右をタップすることでページを移動することができます。
読書を終了する場合は画面左上にある「終了」をタップします。
Kindleの電子書籍リーダーアプリ
Kindleの本棚画面はeBookJapanと較べて非常にシンプルな画面となっています。
購入した電子書籍は画面下にある「クラウド」に表示され、作品をタップするとダウンロードが開始されます。
画面右下にある矢印アイコンをタップすると「新しい商品」「タイトル」「著者」順に並べ替えができ、左下のアイコンをタップすると作品の表示変更ができます。
画面左上にあるメニューアイコンをタップすると購入した電子書籍の検索や作品の絞り込み、設定ができます。
設定ではページめくりのアニメーションや読書中の時計表示設定、プッシュ通知など細かい設定が行えます。
読書画面(ビューア)
Kindleリーダーアプリのビューア画面ではスワイプ、もしくは画面の左右をタップするとページめくりができます。
ページめくり部分以外をタップすると画面の明るさ調整やページ移動のほか、左上部のメニューアイコンをタップすればメニュー画面を開くことができます。
メニューでは作品情報やページ移動、同期などができます。
また、目次も一覧表示されているので目次からページを移動することも。
読み終える場合は「ライブラリ」をタップすれば本棚へ戻ります。
eBookJapanのリーダーアプリよりもシンプルで、初めて使う方でもわかりやすい印象でした。
逆にeBookJapanのアプリはより細かく設定が可能なので、慣れてくればeBookJapanのほうが使いやすいと思います。
画質の比較
人によっては電子書籍の画質を重視してストアを選ぶケースも多いかと思います。
電子書籍ストアによって同じ作品でも画質が微妙に違うことがあるため、画質も重視して電子書籍サービスを選ぶ場合はできるだけ画質が良いストアを選びましょう。
今回はeBookJapanとKindleの画質を比較してみました。
画面向かって左がeBookJapan、右がKindleの画質です。
スマートフォンで拡大したものですが、若干ですがKindleのほうが画質が悪いことがわかります。
絵はほとんど気になりませんが、文字部分は違いがよくわかります。
画像を拡大してみるとKindleのほうは荒さが目立ちます。
今回はスマートフォンで比較しましたが、パソコンの画面で拡大するとその違いに差が出てきます。
ネットでeBookJapanの画質について調べてみると
うーん電子書籍でも画質全然違うんだなー
注意しないとダメですねー!!
1枚目→kindle版
2枚目→eBookJapan版
ここまで差が出るとはびっくりよな pic.twitter.com/x1R3l2oMLO— ふ (@dust6) 2016, 1月 3
eBookJapanのほうが画質いいと思うんだけど二つ管理は面倒なのでもうKindle抜けできなくなってる
— Bandy (@Bandy_01) 2017年5月26日
王ドロボウJINGは当時の俺にヅガンと来た作品なので是非童心に返って読んで欲しい。あ、Kindleじゃなくてebookjapanとかの画質高いストア使おうね。あとアドニス編の台詞は全部声に出して読んで欲しい。羞恥心は投げ捨てろ。
— ピサ朗@ぴさろー (@pisaroh) 2017年4月27日
講談社作品の画質が特に良い(しかしデータサイズも数倍)というのはeBookJapanの特筆すべき点なので、講談社LOVEの方は騙されたと思って見てみるのをお勧めします(立ち読みでもアプリで見てみるのが特におすすめ)
— Ciron (@Ciron460) 2016年12月9日
良い評判が目立ちます。
電子書籍によっても異なると思いますが、画質の良さはeBookJapanのほうが良さそうです。
電子書籍を画質重視で選ぶならeBookJapanがおすすめですよ。
電子書籍の探しやすさ(検索機能)を比較
欲しい電子書籍が決まっている場合は、キーワード検索を使えばピンポイントで作品を探せますが、特に決まってない場合はいかに効率良く探せるかが大事だったりします。
本の取扱数が多くても探しにくいストアだったら、あまり意味がありませんよね。
そこでeBookJapanとKindleストアの検索機能や組まれている特集についてご紹介いたします。
eBookJapanの探しやすさは?
eBookJapanのストア内ではキーワード検索やジャンル、特集、ランキング、新着本などから電子書籍を探すことができます。
各ジャンルごとにTOPページが設けられているので、ジャンルごとの新着や特集、ランキングなどから細かく探すことができるようになっています。
eBookJapanの魅力は特集やキャンペーンが豊富な点で、「特集・キャンペーン一覧」では沢山の特集が組まれています。
後ほどご紹介しますが、Kindleほど細かくジャンルが分けられていないため、ジャンルの一覧から電子書籍を探すというよりは、安く、お得に購入できる作品から探すような使い方に向いています。
キャンペーンによっては30~50%OFFやポイント還元、1巻~○○巻まで無料など、お得なキャンペーンが豊富なので、とにかくお得に電子書籍を購入したい方はeBookJapanがおすすめです。
Kindleストアの探しやすさは?
Kindleストアはキーワード検索のほか、無料本やセール・キャンペーン、ベストセラー、おすすめ特集、ジャンル別から探すことができます。
様々な商品を取り扱うAmazonだけあって、ジャンルはかなり細かく分類・整理されているので、自分が読みたいジャンルの電子書籍をかなり絞り込んで探すことができます。
例えば「コミック」でも以下のように細かくカテゴライズされています。
- 少年コミック
- 青年コミック
- 少女コミック
- 女性コミック
- 4コマまんが
- イラスト集・オフィシャルブック
- コミック雑誌
- ファンタジー
- 歴史
- ホラー
- 格闘技
- メディアミックス
- ミステリー
- ノンフィクション
- ロマンス
- SF
- スポーツ
自分が読みたいジャンルやカテゴリーの中からある程度絞り込んで探すことができます。
各カテゴリーに属する電子書籍一覧では、並べ替えや、さらに細かく絞りこんで探すことができるので、自分好みの作品を探しやすいです。
この辺の検索機能はeBookJapanよりも圧倒的に探しやすいです。
Kindleストアでも日替わりセールや月替わりセールなど通常よりも安く購入できるセール・キャンペーンも実施しているのでお得感もまずまず。
決済方法の比較
続いてeBookJapanとKindleストアの決済方法を比較したいと思います。
デジタルコンテンツの支払い方法はクレジットカードの場合が多いですが、クレジットカードを持っていいない方や持っていても使いたくない方も多いですよね。
スマートフォンを利用する機会も多い電子書籍では、携帯電話料金と一緒に支払うキャリア決済が便利だったりします。
人によって支払い方法はバラバラなので、できるだけ多くの決済方法に対応した電子書籍ストアがおすすめです。
ストア | 支払い方法 |
---|---|
eBookJapan | クレジットカード / 楽天銀行 / 楽天Edy / ウェブマネー(WebMoney) / BitCash / OCN決済 / @nifty決済 / So-net決済 / auかんたん決済 / ソフトバンクまとめて支払い / ワイモバイルまとめて支払い / ドコモ ケータイ払い / JCB PREMO |
Kindle | クレジットカード / Amazonギフト券 / Amazonポイント / クーポン券 |
※eBookJapanはアダルト作品のみ、クレジットカード決済、BitCash決済、@nifty決済のみ対応。
支払い方法はeBookJapanのほうが圧倒的に豊富です。
他の電子書籍と比較してもeBookJapanは様々な支払い方法に対応しているので、電子書籍を購入しやすいのが特徴です。
クレジットカードを持っていない方はキャリア決済が可能なeBookJapanのほうがおすすめ。
お得さ(セール・キャンペーン)比較
電子書籍は紙の書籍よりも価格が安く、セール・キャンペーンでさらにお得に購入できるメリットがあります。
電子書籍ストアによって実施しているセール・キャンペーンが異なることもあるため、少しでも安くお得に購入したい方はキャンペーンを多く実施しているストアを選びましょう。
お得なキャンペーンはeBookJapanが豊富!
Kindleストアでも日替わりや月替わりセールなどキャンペーンを定期的に実施していますが、数はそれほど多くなかったりします。
こういったキャンペーンはeBookJapanがかなり豊富で、膨大な量の電子書籍がお得に販売されています。
キャンペーン内容は、対象作品が無料で読めたり、割引、ポイント還元など様々。
場合によっては50%OFFキャンペーンや有名なコミックが1巻10円で販売されることもあります。
少しでも安く電子書籍を購入したい方は定期的にeBookJapanのサイトを覗いて、どんなキャンペーンが実施されているかチェックしておきましょう。
公式サイト:ebookjapan
Kindleは電子書籍読み放題サービスあり!
Kindleでは「Kindle Unlimited」という電子書籍読み放題サービスを提供しています。
月額980円で小説やビジネス本、実用書、コミック、雑誌など様々な電子書籍が読み放題で楽しめます。
読みたい書籍が多く配信されていたり、読む頻度が高い方はお得感があります。
eBookJapanでは読み放題サービスはありませんので、人によってはKindleストアの読み放題サービスのほうが安く済むことも。
公式サイト:Amazon Kindleストア
eBookJapanはココがスゴイ
eBookJapanは電子書籍のラインナップや対応デバイス、支払い方法などが電子書籍サイトでもトップクラスだと感じています。
管理人の場合、パソコンはWindowsやMac、スマートフォンもiOSとAndroidを所有しており、用途によって使い分けているため対応デバイスが豊富なeBookJapanが便利。
キャンペーンやセールも多く、通常よりも安く購入できる機会も多いので、好みの作品が安いときにまとめ買いするのにもおすすめです。
無料で読める電子書籍も9860タイトル(2017年7月時点)と豊富で、ちょっとしたスキマ時間に読んだことがない作品を試し読みするのにも使えます。
eBookJapanを利用するメリット・デメリット
eBookJapanを利用するメリット(おすすめポイント)とデメリット(気になること)をまとめてみました。
メリット(おすすめポイント)
読書用リーダーアプリはほぼ全てのデバイスに対応
eBookJapanのブックリーダーはWindowsとMacintoshなどのパソコンや、iOS、Androidのスマートフォンやタブレット向けに提供されています。
WindowsPhoneのサポートは終了していますが、ほとんどのパソコンやモバイルデバイスに対応しているので、アプリをインストールすれば誰でも気軽に電子書籍を読むことができます。
アプリの使い勝手を試してみたい方は会員登録やアプリ自体は無料で利用できるので、無料で読める本を購入して試し読みしてみては?
関連情報:eBookJapanの会員登録から電子書籍を購入するまでの流れ
ブラウザで簡単に立ち読み&読書が可能
Kindleストアの場合は立ち読み(サンプル)する場合はアプリを立ち上げる必要があり、ブラウザで閲覧する際も「Kindle Cloud Reader」を起動しなければ読むことができません。
一方、eBookJapanは作品紹介ページからそのまま立ち読みすることができ、購入後もブラウザのビューアで読むことができます。
もちろん、リーダーアプリからも読めるので利用シーンに合わせて様々な読み方ができるのもメリットとなります。
クレカを持ってなくてもOK!誰でも利用しやすい
Kindleストアでは主にクレジットカード決済となりますが、eBookJapanは電子マネーやキャリア決済、楽天銀行など様々な決済方法に対応しているので、クレジットカードを持っていない方でも利用しやすいのがメリットとなります。
通常よりも簡単に購入できる「ワンタッチ決済」はクレジットカードもしくは、楽天銀行決済を事前に登録しておくことで簡単に電子書籍を購入できます。
安く、お得に電子書籍を購入しやすい
eBookJapanは期間限定のセールやキャンペーンが非常に充実しています。
2017年7月時点でも183件の特集・キャンペーンを実施しており、キャンペーンによっては50%OFFで購入できる作品もあるほど。
毎日何かしらのキャンペーンが実施されているので、お得に購入したい方はeBookJapanの公式サイトを覗いてみましょう。
思わぬ作品が安く販売されていることもありますよ。
デメリット(気になること)
専用の電子書籍リーダーがない
Amazonの電子書籍リーダー「Kindle」や楽天Koboの「Kobo」シリーズ、現在は販売が終了しているBooklive!の「Lideo」など電子書籍サービスによっては専用の端末を提供していることがありますが、eBookJapanからは電子書籍リーダーが発売されていません。
なのでパソコンやスマートフォン、タブレットにリーダーアプリをインストールすることで利用することになりますが、電子書籍を読むためだけの専用端末というわけではないので、使い勝手が悪いと感じることもあるかと思います。
電子書籍を探しにくいことも
欲しいタイトルがある場合は著者名や作品名を入力すれば簡単に探すことができますが、「何か良さそうなコミックないかなー」という感じで漠然とした状態で探そうとすると見つけにくいです。
まずジャンルが細かく分けられていないので、読みたい書籍のジャンルが絞りにくくなってしまいます。
新着や無料本、ランキングなどから探すことはできますが、好みの条件を細かく絞り込んでから探すのが難しいです。
また、Kindleストアのようにレビューは多くないので、レビューを見てから購入したい方にはあまり向いてません。
eBookJapanはこんな方におすすめ
電子書籍の取扱数やサービス内容から考えても初めて電子書籍を利用する方にもおすすめです。
知名度こそKindleストアには負けますが、優れている点も多くメインのストアとしても十分利用できます。
またキャンペーンを多く実施しているので、Kindleストアと一緒に利用するのもおすすめです。
定期的にストア(公式サイト)を覗いて、お得なキャンペーンがあるか確認し、欲しい作品や気になる作品が安くなっている場合はeBookJapanで購入して読むような使い方にも最適です。
電子書籍ストアを多くすると電子書籍の管理が大変になりますが、2つのサービスであれば問題ないかと思います。
そのほか、画質を気にする方や、クレジットカードを利用したくない方はeBookJapanのほうがおすすめですよ。
Kindleストアはココがスゴイ
若干ですが、eBookJapanよりも品揃えが豊富で、Amazonアカウントがあればすぐに電子書籍を購入して読むことができます。
膨大な量の商品を取り扱うAmazonのサービスだけあって、電子書籍も様々なジャンル・カテゴリーに分類されており、商品の並び替えや絞り込みなど検索機能が充実しています。
電子書籍リーダーもKindleやKindle Paperwhite、Kindle Voyage、Kindle Oasisなど様々な専用端末が販売されているので、快適に読書を楽しめます。
人気のストアだけあって安心して利用できるのも嬉しいポイントとなります。
無料で読める本もたくさん提供されているので、気になる方はまず試したい電子書籍ストアとなります。
Kindleストアを利用するメリット・デメリット
Kindleストアのメリット(おすすめポイント)とデメリット(気になること)についてまとめています。
メリット(おすすめポイント)
利用シーンによって様々なデバイスで使い分けができる
Kindleのメリットは利用できるデバイスが豊富な点です。
WindowsとMacintoshなどのパソコンや、iOS、Android搭載スマートフォンやタブレットのほか、Fireタブレット、Kindleなど非常に充実しています。
特にKindleは軽量化により長時間の読書でも疲れにくかったり、野外での読書でも読みやすいスクリーンを搭載するなど読書に特化している端末なので、普段から読書の時間を大切にしている方には大きなメリットとなります。
レビューが豊富で購入の参考にしやすい
eBookJapanは人気作品でなければレビューはほとんどありませんが、Kindleストアはレビュー数が圧倒的に多く、購入の参考になります。
例えば「ONE PIECE モノクロ版」のレビュー数を比較すると、eBookJapanが9件に対してKindleストアでは173件と圧倒的にKindleストアのほうが多いことがわかります。(2017年7月時点)
普段の買い物で評判・レビューを気にする方はKindleストアのほうが参考になるでしょう。
リーダーアプリはシンプルで使いやすい
eBookJapanのリーダーアプリは設定できる項目も多く、フォルダ分けもできるなど多機能ですが初めて使う方は使い慣れるまでちょっと大変。
逆にKindleのリーダーアプリは非常にシンプルで、初めて利用する方でも使いやすいように思います。
本が増えて管理が大変な場合は、本棚のメニュー内にある「コレクション」を追加してカテゴライズすると使いやすくなりますよ。
デメリット(気になること)
クレジットカードを持っていない人は使いにくい
Kindleストアで対応している支払い方法はクレジットカードやAmazonギフト券、Amazonポイントとなります。
基本的にはクレジットカード決済となるため、クレジットカードを持っていない人や持っていても使用したくない方には向きません。
クレジットカード以外の決済方法を選択したい方は、決済方法が豊富なeBookJapanが利用しやすくおすすめです。
立ち読みや購入後、そのまま読みにくい
Kindleでも「Kindle Cloud Reader」というブラウザでも読めるWebアプリを提供していますが、ブラウザで読もうと思うと、アプリを立ち上げる必要があります。
eBookJapanはストア内で立ち読みや購入後そのまま電子書籍を読むことができますが、Kindleストアの場合は立ち読みする場合でもサンプルを端末に送信する必要があるため、ちょっと面倒くさいです。
Kindleストアはこんな方におすすめ
Kindleストアでは購入に応じてAmazonポイントが貯まるので、普段からAmazonで買い物をされている方にはおすすめ。面倒な登録も不要で利用できますよ。
Kindleストアは本のジャンルごとに細かく分類されていて探しやすいので、初めて電子書籍を利用する方はもちろん、他の電子書籍サイトを利用して不満がある方にも試していただきたいストアです。
また、人気の電子書籍ストアということもあり、安心感がある点も魅力。
電子書籍の読み放題サービス「Kindle Unlimited」も提供しているので、好みの作品がある場合や読む頻度の高い方にもおすすめ。
eBookJapanとKindleの比較まとめ
今回はeBookJapanとKindleを様々な角度から比較紹介いたしましたが、参考になりましたでしょうか?
どちらも良い電子書籍ストアですし、好みや使い勝手の感じ方は人それぞれ違いますので、両方試して気に入ったほうを利用するのがおすすめです。
リーダーアプリや会員登録は無料で、各ストアで配信されている無料本を試しに利用してみればお金もかからず、何となくでも良し悪しがわかるはずです。
実施しているキャンペーンやセールはストアによって違うので、欲しい作品が安いストアで購入する方法もおすすめ。
どちらのサイトでも大規模なセールを実施することがあるので、定期的に公式サイトをチェックしておきましょう!
公式サイト:ebookjapan
公式サイト:Amazon Kindleストア
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