eBookJapan(旧サービス)から引越しが可能になった新しいebookjapanですが、今まで利用してきたユーザーはもちろんですが、これから新規でeBookJapanの利用を検討されている方はリニューアル後のストアやリーダーアプリ、支払い方法、取り扱う作品数などが気になることは色々とあるはずです。
公式サイト(ストア)のデザインはもちろん、機能や使い勝手も大きく変更されているのでeBookJapan(旧サービス)と新しいebookjapanの違いを比較しながらご紹介していきたいと思います。
リニューアルで大きく変わったこと
まずはeBookJapanのリニューアルで大きく変わったことを挙げていきます。
サービスページのURLやデザインが変更されていることはすぐに気がつくと思いますが、その他にも新たにリーダーアプリが新たにリリースされていたり、対応する決済方法が変わるなど変更点は様々です。
特にリーダーアプリはMac用のアプリが提供されていないことや、使い勝手が大きく変わっているので、今までeBookJapan(旧サービス)を利用してきた方の中には慣れずまで時間がかかるかもしれません。
ストア(サイト)のURLが変更された
まず大きく変わったのがサービスページのURLです。
旧サービスのTOPページは「https://www.ebookjapan.jp/ebj/」だったのが新サービスでは「https://ebookjapan.yahoo.co.jp/」となっています。
ebookjapanはヤフー株式会社と株式会社イーブックイニシアティブジャパンの共同運営サービスということもあり、Yahoo!の電子書籍ストアということがURLを見てもわかるようになりましたね。
「Yahoo!ブックストア」というヤフーが運営してきた電子書籍ストアがありましたが、このサービスも終了してebookjapanに一本化されます。
執筆時点ではまだ旧サービスもまだ利用することができるのでどちらのURLも有効ですが、いずれは旧サービスのURLにアクセスしても新しいebookjapanのサービスページへと転送されるようになるはずです。
ストアのデザインも一新
URLだけでなくWebサイト(ストア)全体のデザインやロゴも大きく変わっています。
どちらかと言うとYahoo!ブックストアの雰囲気に近いので、旧eBookJapanを利用していたユーザーは最初戸惑うかもしれませんね。
また、大きなジャンル分けも旧サービスとは大きくことなります。
旧eBookJapanでは「少年・青年マンガ」「少女・女性マンガ」「マンガ雑誌」「ライトノベル」「文芸」「キッズ」「ビジネス・実用」「雑誌・写真集」「アダルト」で大きく分けられていました。
一方、新サービスでは「少女・女性向けまんが」「少年・青年向けまんが」「TL・レディコミ」「BL」「ハーレクイン
」「ライトノベル」「まんが雑誌」「文芸・ビジネス・実用」「雑誌・グラビア」「アダルト」のように区分けされています。
購入した本が保管されている「本棚」から作品を選んで読む。という流れはもちろん同じですが、本の探し方や使い勝手はかなり違う印象でした。
新しいリーダーアプリがリリース
色々な口コミや評判を見ても、1番影響が大きかったのが電子書籍を読むための「リーダーアプリ」ではないかと思います。
eBookJapan(旧サービス)では「ebiReader」というアプリが提供されていますが、新サービスでは「ebookjapan」という新しいアプリがリリースされています。
現在はebiReaderも利用することができますが、新サービスで購入した電子書籍は読むことができないので、移行すれば新しいリーダーアプリをメインに利用していくことになります。
この新しいリーダーアプリは「ebiReader」とは使い勝手が大きくことなるため、ebiReaderに慣れているユーザーからは不満の声も多いようですが、無料で読める本が充実していることや1枚につき1話分の漫画が読めるチケットが貰えるなど新しい機能も追加されているので、「まんがをお得に読みたい」という方にはおすすめです。
関連情報:新しくリリースされたアプリ「ebookjapan」をレビュー。連携方法と現行アプリとの違い
また、旧サービスではMac用のリーダーアプリも提供されてきましたが、新サービスではMac用のアプリは用意されていないのでブラウザのビューアから読むことになる点も旧サービスとの大きな違いとなります。
対応する決済方法の種類
旧サービスでは様々な決済方法に対応していましたが、新サービスでは若干少なくなっています。
<対応する決済方法を比較>
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クレジットカード / ドコモ ケータイ払い / auかんたん決済 / ソフトバンクまとめて支払い / ワイモバイルまとめて支払い / 楽天銀行決済 / Yahoo!ウォレット決済 / 楽天Edy決済 / @nifty決済 / So-net決済 / WebMoney / BitCash / JCB PREMO / eBook図書券 |
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クレジットカード / ドコモ払い / auかんたん決済 / ソフトバンクまとめて支払い / ワイモバイルまとめて支払い / Yahoo!ウォレット決済 / WebMoney / BitCash |
新しいebookjapanでは楽天Edy決済、@nifty決済、So-net決済、JCB PREMO、eBook図書券、楽天銀行決済が利用できなくなっています。
ある意味最適化されたのかもしれませんが、個人的には楽天銀行決済を利用していたのでちょっと残念。新サービス利用にあたり新しく決済方法を登録しました。
リニューアルしても変わらなかったこと
全面リニューアルしているので旧サービスとは異なる部分もありますが、リニューアルしてもほとんど変わらなかった機能やサービスをまとめました。
取り扱い作品数
eBookJapan(旧サービス)では漫画を中心に様々なジャンルの電子書籍を取り扱っていて、取り扱う作品数も豊富でしたが、リニューアル後も同じ規模の作品数を配信しています。
2019年3月7日時点での取り扱い作品数を比較してみました。
なお、ebookjapan(新サービス)の作品数は当サイトが独自に調査・集計した結果となりますので、参考程度にご覧ください。
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618,861冊 |
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619,488冊 |
ストア全体の取り扱い作品数はリニューアル後もほぼ変わっておらず、むしろ若干増えていました。
実質的にYahoo!ブックストアとeBookJapanが一本化されたような形なので、今後は取り扱う電子書籍をもっと充実させてほしいですね。
ちなみにBookLive!(ブックライブ)では805,917冊の電子書籍を配信しているので、ebookjapanで検索してもヒットしない作品はBookLive!で検索してみましょう。
キャンペーン・セールの充実度
旧サービスではお得な割引セールやポイント還元、期間限定の無料配信などキャンペーンが充実していましたが、新サービスでも同じくらい充実したキャンペーンを実施しています。
管理人は定期的にeBookJapanのセール情報をチェックしており、常時100前後のキャンペーンを実施していましたが、現在のebookjapanのセール一覧を確認するとキャンペーン数は121件とかなり充実しています。
キャンペーン内容は定期的に更新されるので比較は難しいですが、感覚としては旧サービスと同じくらい内容もお得なので基本的にはキャンペーン・セールの充実度は変わっていないと思われます。
個人的には気になる点もあるが
今までeBookJapanを利用してきたユーザーからするとストアページや検索機能、リーダーアプリなどリニューアル後は大きく変化しているため不満の声が出ているのも事実です。
実際にeBookJapanが気に入って利用していた管理人としても大きく変わってしまった新サービスは正直戸惑う部分もありますが、取り扱い作品のボリュームやセールの充実度は変わらず充実しているので嬉しかったです。
それでも今回のリニューアルで電子書籍ストアの切り替えをご検討されている方は、リーダーアプリが使いやすいと評判の良いBookLive!を試してみてください。
作品数もかなり充実していて、クーポンガチャやセールなども充実しているので個人的にはかなりオススメですよ。
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